2022年度研究助成
~2022年度 ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社 研究助成~
ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社は、昨今の国内の法令・業界規制の変化を踏まえ、グローバル企業として遵守すべき規制・満たすべき基準を考慮した手順に基づき第三者が実施する様々な研究プログラム支援して参りました。
2022年度は『ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社 研究助成』として、2種類の研究助成を募集致します。
① Grants for non-clinical:
2疾患領域(腫瘍免疫、循環器)における基礎研究の振興を目的とし、弊社製品や弊社製品の同種同効薬を使用しない研究プログラムで、医学的かつ科学的に新規性、独創性、将来性、社会貢献度の高い研究プログラムを対象とする。だだし、適正使用の観点から、医薬品を使用する研究は、日本国内で製造販売承認を得ている医薬品を用いることとし、承認外の使用方法を禁ずる。
② Grants for patient’s life:
弊社がフォーカスする疾患領域(腫瘍免疫、免疫、循環器、血液)における疫学研究やデータベース研究などreal world dataを元に、患者さんの生活の質の向上を目的とした研究プログラムを対象とする。
疾患領域ごとに専門性を有する審査員による公募型の研究助成という枠組みにより、引き続き支援させて頂き、医療の質の向上と社会に貢献することを目的としています。
2022年度の研究助成対象プログラムが以下の通り、決定いたしましたのでご報告させて頂きます。多数ご応募いただき誠にありがとうございました。
2022年度 研究助成対象プログラム
① Grants for non-clinical:2疾患領域(腫瘍免疫、循環器)
施設 | 研究代表者 | 研究タイトル |
---|---|---|
群馬大学 | 柴田 淳史 | DNA損傷を起点とした腫瘍免疫賦活化を最適化する新規治療戦略の開発 |
昭和大学 | 和田 聡 | 食道がん術後患者における補助療法の有用性を決定する機序の解明 |
広島大学病院 消化器代謝内科 | 大野 敦司 | 免疫チェックポイント阻害剤の奏効性に関わる肝細胞癌の免疫微小環境およびバイオマーカーについての研究 |
杏林大学 | 里見 介史 | DNAメチル化アレイによる小児脳腫瘍の腫瘍免疫プロファイルの解明 |
京都大学大学院 医学研究科 消化器内科学講座 |
塩川 雅広 | Lag3と腫瘍免疫の関係 |
新潟大学 | 児玉 暁 | 心不全、脳梗塞再発予防に向けた降圧療法のネットワークメタ分析 |
自治医科大学 総合医学第二講座 | 白石 学 | Selenbp1-mediated epigenetic regulation of fibroblast in cardiac fibrosis |
群馬大学大学院 医学系研究科 | 石井 秀樹 | ICTを用いた心不全患者のレジストリー構築とそれを用いた研究 |
地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター研究所 老年病態研究チーム 心血管老化再生医学研究 |
豊田 雅士 | 心臓組織機能を支える微小血管物質交換機能の解明 |
北里大学 医学部脳神経外科 | 山本 大輔 | 高齢者急性期脳梗塞に対する機械的血栓回収療法の適応判定アプリ開発 |
② Grants for patient’s life:
施設 | 研究代表者 | 研究タイトル |
---|---|---|
佐賀大学 医学部循環器内科 | 田中 敦史 | ナショナルデータベースに基づいた循環器疾患患者における前立腺癌をはじめとする泌尿器関連疾患の疫学的検討:臨床的課題の抽出と解決へ向けて |
徳島大学大学院 医歯薬学研究部 医学域医科学部門 生理系薬理学分野 |
石澤 有紀 | 薬物有害事象として起こる致死的血管障害の危険因子解析と予防戦略の探索 |
東海大学 医学部専門診療産婦人科 | 町田 弘子 | 婦人科がん治療における治療効果とコストの疫学研究 |
岡山大学病院 血液・腫瘍内科 | 遠西 大輔 | CAR-T療法の適応・効果・副作用とQOL低下に関する分子学的バイオマーカーの開発 |
大阪公立大学 | 沢田 明也 | ビッグデータを用いた本邦における好酸球性消化管疾患の疫学調査 |
なお、血液疾患領域と免疫疾患領域への支援につきましては、以下のとおり引き続き支援させて頂きます。
血液疾患領域における研究助成についてのご案内
弊社ブリストル・マイヤーズ スクイブ(株)は、一般社団法人 日本血液学会が行う研究助成プログラムの主旨に賛同致し、同学会へ資金提供させていただくことにより、医療の質の向上や社会への貢献をいたします。
また、血液学会が行う研究助成プログラムの募集方法や募集内容、審査方法や審査基準、助成の決定などすべてのプロセスへの弊社の関与は一切ございません。
日本血液学会が行う研究助成プログラムへのお問い合わせは、以下のお問い合わせ先までお願い致します。
【お問い合わせ先】
一般社団法人 日本血液学会
〒604-0847 京都市中京区烏丸通二条下ル秋野々町518番地 前田エスエヌビル8階
TEL:075-231-5711 FAX:075-231-5722
Eメール:事務局 info@jshem.or.jp
免疫疾患領域における研究助成についてのご案内
弊社ブリストル・マイヤーズ スクイブ(株)は、一般社団法人 日本リウマチ学会が行う研究助成プログラムの主旨に賛同致し、同学会へ資金提供させていただくことにより、医療の質の向上や社会への貢献をいたします。
また、日本リウマチ学会が行う研究助成プログラムの募集方法や募集内容、審査方法や審査基準、助成の決定などすべてのプロセスへの弊社の関与は一切ございません。
日本リウマチ学会が行う研究助成プログラムへのお問い合わせは、以下のお問い合わせ先までお願い致します。
【お問い合わせ先】
一般社団法人 日本リウマチ学会
〒105-0013 東京都港区浜松町2-9-6 浜松町エムプレスビル3階
TEL:03-6435-9761 FAX:03-6435-9762
Eメール:事務局 gakkaih@ryumachi-jp.com
契約
助成プログラムに決定した施設、企業は、ブリストル・マイヤーズ スクイブ(株)と本研究助成に関する確認書を交わすことにより両社の契約と致します。
支払い
助成金は、契約締結後に、申請者が申請時に所属していた施設又は企業名義の金融機関口座にお支払致します。(2022年11月~2022年12月予定)(個人口座には入金できません。)
研究結果報告および会計報告
助成対象の研究プログラムが終了した場合は、以下の内容をプログラム終了後半年以内にブリストル・マイヤーズ スクイブ(株)に対して報告をお願い致します。
研究結果報告内容
- 研究概要
- 背景と目的
- 成果と結語
会計報告
使途別に使用した金額およびその内訳を列挙、ただし領収書やその写しの提出は不要です。報告書の最後に該当研究の発表論文及び学会発表抄録がある場合は添付してください。(報告書提出後に論文・学会発表が行われた際には、後日ブリストル・マイヤーズ スクイブ(株)へ提出してください。)
弊社製品を使用する研究への支援
支援の方法:契約に基づく研究資金・化合物の提供
お申込み受付:通年で受け付けます。以下のURLよりお申込みください。
米国本社ウェブサイト(英語)URL: http://www.bms.com
研究助成に関するお問い合わせ先
ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社
メディカル部門 ビジネス・プロセス・イノベーション 研究助成担当
E-mail: grants.japan@bms.com
ご質問はメールアドレスまでお願い致します。
また、土日、祝日受付のお問い合わせにつきましては、翌営業日以降のご返信となります。予めご了承いただけます様お願い致します。