ブリストル・マイヤーズ スクイブ社
ジェームズ・M・コーネリアス氏をCEOに任命

本資料は、米国ブリストル・マイヤーズ スクイブ社が発表しましたプレスリリースの日本語訳をご参考までにお届けするものです。内容につきましては原本である英文が優先します。

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社（NYSE: BMY/本社: アメリカ・ニューヨーク/CEO:ジェームズ・M・コーネリアス）は、これまで8か月間にわたり暫定CEOを務めてきたジェームズ・M・コーネリアス氏を最高経営責任者（CEO: Chief Executive Officer）に選出し、2009年の年次株主総会の開催日までを任期とすることを発表しました。

コーネリアス氏は、2005年1月よりブリストル・マイヤーズ スクイブ社の取締役を務め、それ以前には、ガイダント社の会長兼CEO、イーライリリー社の最高財務責任者（CFO）、IVAC社社長兼CEOを歴任しました。

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社会長のジェームズ・D・ロビンソンⅢ氏は、次のように述べています。「CEO候補について広範かつ十分に検討した結果、コーネリアス氏が引き続き当社の指揮を執るのに理想的な人物であるという結論に至りました。取締役会は、この業界が現在直面している変化、そして当社に関する同氏の知識が、今後の発展に不可欠であることを明確に理解しています。コーネリアス氏は、これまでCEOとしてすばらしい仕事を成し遂げました。CEOを続行することに合意してくれたことは、とても喜ばしいことです。」

コーネリアス氏は、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社の将来に関し、以下のとおり期待と確信を持ったと話しています。「この8か月間、私は優秀なチームと協力し、組織の安定化、意志決定の合理化、ならびに、株主の期待を上回る2007年度業務計画の策定および実行に取り組んできました。第1四半期の業績が示すとおり、最近の主要製品の多くが堅調な成長を達成し、プラビックス事業は回復しつつあります。取締役会と私は各リーダーに対し、収益の増加、利益率の拡大、およびキャッシュフローの改善を目指して業務の徹底的、戦略的見直しを行うよう求めています。ブリストル・マイヤーズスクイブ社の目標は、株主価値を高めつつ、患者さんが深刻な病気を克服できるよう支援し、「より長く豊かな人生の実現」という当社のミッションに尽力することです」。

さらに、「管理能力の開発と後継者の育成にも重点を置き、当社が今後も強力で効果的なリーダーシップの恩恵を受けられるよう取り組みます」と付け加えました。

昨年9月以来、コーネリアス氏は、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社の戦略的見直しの第一段階を監督しており、財務管理を強化し、世界的評価を改善し、厳しさを増すヘルスケア事業環境において、取締役会や上級管理職と協力して当社の強みを明確に特定する活動を進めています。

過去5か月間に、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は、コスト削減とリスク軽減を図ると同時に、有望なパイプラインを進展させて新製品の次段階に備えることを目的とする、革新的な提携をいくつか発表してきました。以下に、このような協力の例を挙げます。

• 後期段階にある2つの糖尿病向け化合物の共同開発・共同販売に関するアストラゼネカ社との合意
• 新規抗凝固剤であるアピキサバンの共同開発・共同販売に関するファイザー社との合意
• 新規抗がん化合物の探索および開発に関するエクセリクシス社との合意
• インドにおける当社の研究開発プレゼンスを大幅に高めることを目的としたバイオコン社およびアクセンチュア社との協力
• 糖尿病向け化合物であるサクサグリプチンに関する日本でのライセンス契約

当社では、引き続き戦略的提携や買収を検討し、製品の開発や売上高の伸長を加速していきます。

さらに、当社は、ニュージャージー州連邦検事と締結した訴追遅延合意（DPA：Deferred Prosecution Agreement）を今後も順守していきます。訴追遅延合意は、6月15日に失効する見通しです。

ロビンソン氏は、以下のように付け加えました。「今後、ヘルスケア事業環境の変化に応じて、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社自身も変わらなければなりません。コーネリアス氏の目標は、今後も「より長く豊かな人生の実現」に取り組み、患者さんが深刻な病気を克服できるよう支援しつつ、実際に主導力と競争優位性を発揮している領域で成長を達成できるようにすることです」。

ブリストル・マイヤーズ株式会社は、「より長く豊かな人生の実現」をミッションとする、医薬品と関連するヘルスケア製品を扱うグローバル企業です。

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