BMS logo

プレスリリース

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社
2007年度の第4四半期と通年の業績を発表

2008/02/26

本資料は、米国ブリストル・マイヤーズ スクイブ社が発表しましたプレスリリースの日本語訳(抜粋)をご参考までにお届けするものです。内容につきましては原本である英文が優先します。また、すべての開発・承認に関する情報は、米国での状況について述べられたものです。

  • 2007年度第4四半期に継続事業からの売上が33%増加
  • メディカル・イメージングの売却を反映し、2008年度EPS見通しを修正
  • 一定の条件付きで2007年のベースから2010年までの非GAAPのEPS CAGRを少なくとも15%とする予測を再確認
  • メディカル・イメージング事業の売却を完了し、第4四半期のEPSを0.02ドル、通年のEPSを0.10ドルの非継続事業として報告
  • 特別項目の営業を受け、2007年度第4四半期にGAAPベースで0.07ドルの1株当たり損失、2007年度通年にGAAPベースで0.99ドルのEPSを記録
  • 2007年度第4四半期に0.33ドル、通年に1.38ドルの非GAAPのEPSを継続事業から記録し(非継続事業を含むと、それぞれ0.35ドルと1.48ドル)、非GAAP見通しの予測範囲の上限を上回るEPSを達成

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社(NYSE: BMY/本社: アメリカ・ニューヨーク/CEO: ジェームズ・M・コーネリアス)は本日、2007年度の第4四半期と通年(2007年12月31日締め)の業績を発表すると共に、主にメディカル・イメージング事業の売却を反映した2008年度の利益見通しの修正を発表しました。

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は、2007年度第4四半期に、5%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期から33%増の54億ドルの純売上高を継続事業から記録しました。2006年におけるPLAVIXR(プラビックス)のジェネリック薬との競合によるマイナス影響を除くと、継続事業からの純売上高は13%増となりました。当社は、米国の一般会計原則(GAAP:Generally Accepted Accounting Principles)に基づき、前年同期の1億7,000万ドル(希薄化後1株当たり0.09ドル)の純損失に対し、2007度第4四半期に1億3,300万ドル(同0.07ドル)の純損失を継続事業から記録しました。2007年度の業績には、以前発表した生産性変革イニシアティブに関連した費用2億9,200万ドル、アドネクサス・セラピューティックス社(アドネクサス社)買収に関連した仕掛研究開発費2億3,000万ドル、ならびにオークション・レート証券への投資に関連した減損費用2億7,500万ドルが含まれます。特別項目を除く非GAAPベースで見た2007年度第4四半期の継続事業からの純利益は、前年同期の3億4,400万ドル(希薄化後1株当たり0.18ドル)に対し、6億5,400万ドル(同0.33ドル)となりました。

2008年1月8日、当社はメディカル・イメージング事業を約5億2,500万ドルで売却する手続きを完了しました。これは非継続事業として記載しています。2007年度第4四半期と2006年度第4四半期の非継続事業には、それぞれ1億4,200万ドルと1億5,600万ドルの純売上高と、ともに0.02ドルの基本EPSと希薄化後EPSが含まれています。

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社CEOのジェームズ・M・コーネリアスは、次のように述べています。「当社は現在、パイプラインの進展、生産性の向上、次世代のバイオ医薬品企業への移行に向けて重要な戦略的アクションを進めているところです。第4四半期の潜在的な業績は強固であり、更に多くの患者さんが重篤な疾患を克服する手助けをする当社の医薬品の力を実証しました。メディカル・イメージングを売却したことにより、バイオ医薬品やスペシャルティ医薬品の能力、ポートフォリオ、パイプラインを増強するために今後の買収を検討する可能性が高まりました。また、より効果的な経営手法を見出すための生産性変革イニシアティブにより、継続的な改善という新しい文化が生まれました」

2007年12月31日締めの通年の継続事業からの純売上高は、3%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期比12%増の193億ドルとなりました。2007年度の通年のGAAPベースで見た継続事業からの純利益は、前年同期の14億ドル(希薄化後1株あたり0.73ドル)に対し、20億ドル(同0.99ドル)となりました。特別項目を除く非GAAPベースでは、2007年12月31日締めの通年の継続事業からの純利益は、前年同期の20億ドル(希薄化後1株あたり1.01ドル)に対し、27億ドル(希薄化後1株あたり1.38ドル)となりました。2007年度第4四半期と2006年度第4四半期の非継続事業には、それぞれ6億2,900万ドルと6億5,800万ドルの純売上高と、それぞれ0.10ドルと0.08ドルの基本と希薄化後EPSを記録したメディカル・イメージングが含まれています。

 

新製品とパイプラインの開発


12月、欧州委員会は、ATRIPLAR(アトリプラ:エファビレンツ600mg、エムトリシタビン200mg、テノホビルジソプロキシルフマル酸塩300mgの配合剤)の販売を承認し、ノルウェーとアイスランドに加え、EU 27カ国での販売を正式に承認しました。ATRIPLARは、イギリス、ドイツ、オーストリアで上市されています。

12月、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社とメダレックス社は、転移性黒色腫(メラノーマ)患者におけるイピリムマブの単剤療法プログラムを構成する3本の登録試験からの最新データを発表しました。両社は近い将来、これらのデータに基づいて申請を進める可能性について規制当局と話し合う予定です。

11月、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社とピエール・ファーブル・メディカマン社は、進行性または転移性膀胱がんやその他の腫瘍の治療に使用する治験段階の化学療法剤ビンフルニンの開発ライセンス契約の解消を発表しました。

11月、米国食品医薬品局(FDA:Food and Drug Administration)は、大うつ病(MDD)の成人における抗うつ治療(ADT)の補助療法または追加療法として、ABILIFYR(エビリファイ;一般名:アリピプラゾール)を承認しました。ABILIFYは、MDDの追加療法としてFDAから承認された初の医薬品です。またFDAは、ABILIFYRに関し、青年期患者(13~17歳)の統合失調症の治療用として承認するとともに、双極I型障害の小児患者(10~17歳)の治療用として適応追加申請(sNDA:supplemental New Drug Application)を優先審査の対象に指定しました。

11月、FDAはSPRYCEL?(スプリセル;一般名:ダサチニブ)に関し、100 mg 1日1回のより低い推奨開始用量と、慢性期の慢性骨髄性白血病(CML)で、GLEEVECR(グリベック;一般名:イマチニブメシル酸塩)を含む前治療に抵抗性または不耐容のより多くの患者から得られた安全性と有効性に関するデータを加えた新しい適応を承認しました。従来の推奨開始用量は、70 mg 1日2回でした。

10月、当社は、転移性または局所進行性乳がんの治療薬IXEMPRA?(イクセンプラ;一般名:イキサベピロン)を米国で発売しました。また、日本ではイキサベピロンの新薬承認申請を12月に提出し、ヨーロッパでは欧州医薬品審査庁(EMEA:European Medicines Evaluation Agency)が9月に提出したイキサベピロンの販売承認申請を審査中です。

 

生産性変革イニシアティブ


当社は、以前発表したコストの削減、業務のスリム化、グローバルな製造の合理化を目指す3年間にわたる生産性変革イニシアティブの一環として第4四半期に幅広いアクションを取りました。このイニシアティブは、2010年までに15億ドルのコスト削減とコスト回避を達成することを目的として順調に進行しており、一層敏捷で柔軟性のある次世代のバイオ医薬品企業に向けた戦略の中核を担っています。以前発表した見通しに沿って、当社は第4四半期にこのイニシアティブに関連して2億9,200万ドルの費用を計上しました。この四半期に全社で取り組んだ多くの生産性向上活動の中で、当社はバルセロネータ(プエルトリコ)やマヤゲス(プエルトリコ)等のいくつかの製造施設を近い将来、閉鎖すると発表しました。

 

第4四半期の業績


  • 第4四半期の継続事業からの純売上高は、5%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期比33%増の54億ドルとなりました。第4四半期の継続事業からの米国純売上高は、主力品と新製品の継続的な成長や、PLAVIXRの売上増を受けて、前年同期比51%増の30億ドルとなりました。継続事業からの米国外純売上高は、為替変動のプラス効果を含め、15%増の24億ドルでした。

     

  • 2007年度第4四半期の純売上高に占める売上原価の割合は、前年同期の34.4%から33.8%に低下しました。利益率が改善したのは、2007年に高利益率製品の売上が伸長したためです。
  • 第4四半期のマーケティング費・販売費・一般管理費は、為替変動の影響を受けて、前年同期比5%増の13億ドルとなりました。
  • 第4四半期の広告販促費は、PLAVIXR、ABILIFYR、ORENCIAR(オレンシア;一般名:アバタセプト)の消費者直接広告への支出増や、IXEMPRAの発売支援のための投資などにより、前年同期の4億1,500万ドルから16%増の4億8,300万ドルとなりました。
  • 第4四半期の研究開発費は、前年同期の7億9,900万ドルから42%増の11億3,800万ドルとなりました。この増加は、2007年度のアドネクサス社買収に関連した仕掛研究開発費2億3,000万ドルを反映したものです。

 

法人所得税


第4四半期の継続事業からの利益(少数持分と税金控除前)に対する実効税率は、前年同期の継続事業からの損失(少数持分と税金控除前)に対する実効税率54.3%に対し67.8%でした。第4四半期の税率は、税務上の利益のない特定金融商品への当社の投資による減損とアドネクサス社買収に関連する取得した仕掛研究開発費の非控除償却により影響を受けました。2006年度第4四半期の税務上の利益は、2006年12月の米国連邦政府の研究開発税額控除の復活に部分的に帰せられるものです。これは、非控除とされた一定の訴訟引当金計上の取り扱いによって一部相殺されました。

減損費用を含む特別項目


ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は2007年度と2006年度の第4四半期に業績の比較可能性に影響を及ぼした所得と経費の項目を計上しました。これには、以前発表した生産性変革イニシアティブの実施に伴う2億9,200万ドル、アドネクサス社買収に関連する取得した仕掛研究開発費2億3,000万ドル、オークション・レート証券(ARS)への投資の減損処理に伴う2億7,500万ドルという2007年度第4四半期の費用が含まれます。

2007年12月31日現在、当社は約22億ドルの現金及び現金等価物並びに市場性のある短期有価証券を保有しています。また、ARSに投資した8億1,100万ドルの元金も保有しています。当社が保持するARSはダッチ方式の入札で金利を毎月再設定する長期名目満期の私募債です。これまでは毎月の入札がこの証券に流動性のある市場を提供してきました。当社のARSへの投資は、プールされた住宅用/商業用不動産担保ローンやクレジットカード、保険の証券化、社債などの他のストラクチャード・クレジットを担保とする債務担保証券(CDO)の金利に相当します。当社が保持するARSの原担保の一部は、サブプライム・ローンから成っています。

当社の投資ポリシー・ガイドラインに従い、当社が保持するARS投資は購入時には全てAAA/Aaaの信用格付けを有していました。グローバルなクレジット市場や資本市場で発生した流動性の問題により、2007年12月31日現在、当社が保持するARSは、売り注文数が買い注文数を上回ったため、複数回のオークション不成立を経験しています。また、2007年度第4四半期には、当社が保持するARSに投資した7,900万ドルの元金が格下げされ、その他も格付け見直し中となりました。これらの証券は全て1つ以上のAAA格付けを維持しています。

2007年12月31日現在の当社のARS保有の推定市場価格は4億1,900万ドルです。これは、8億1,100万ドルの元本価額に3億9,200万ドルの調整を加えたものです。第三者の評価モデルと非一時的減損要因の分析に基づき、ARSは現在も規定の条件に従って金利を生み出していますが、非一時的な価値減少であると当社が判断したARS保有の部分を反映して、第4四半期に2億7,500万ドルの減損費用を計上しました。さらに、ARS保有に対する1億1,700万ドルの調整と、一時的な価値減少であると当社が判断した2,500万ドルのその他の市場性のある有価証券を反映して、自己資本の減少としてその他の包括利益に1億4,200万ドルの含み損(税金控除前)を計上しました。この2億7,500万ドルの減損費用は、当社の流動性または財務的弾力性に重大な影響を及ぼしません。

オークションによる流動性を考慮し、これまでバランスシートではARSを市場性のある有価証券の項目の流動資産として計上していました。オークション不成立のため、当社のARSは、オークションが成立するまで流動性を失っています。従って、そのような残存したARSの全額を当社のバランスシートの流動資産から非流動資産へ分類し直しました。

クレジット市場や資本市場の不確実性が継続した場合、これらの市場がさらに悪化し、当社のポートフォリオに含まれるあらゆる投資(ARSを含む)の格付けが引き下げられ、当社の投資ポートフォリオにさらなる減損が生じ、その結果として当社の財務状態、キャッシュフロー、報告利益にマイナス影響が生じる恐れがあります。当社は、2007年12月31日現在の22億ドルの現金及び現金等価物並びに市場性のある有価証券の残高と予測される営業キャッシュフローに基づき、現在のクレジット市場や資本市場に見られる流動性の欠如が、当社の流動性、キャッシュフロー、財務的弾力性、資金供給能力(配当を含む)に重大な影響を及ぼすことはないと考えています。

特別項目の詳細については、オリジナル英文プレスリリースの付録2(APPENDIX 2)を参照ください。これらの非GAAP値を特別項目も含めたGAAP値に合わせて調整した詳細は、オリジナル英文プレスリリースの付録1(APPENDIX 1)や当社Webサイト(www.bms.com)の補足資料に記載されています。

 

医薬品事業部


第4四半期の医薬品事業部の全世界の売上高は、5%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期比39%増の44億ドルとなりました。

第4四半期の医薬品事業部の米国売上高は、ABILIFYR、REYATAZR(レイアタッツ)、SUSTIVAR(サスティバ)・フランチャイズ、ERBITUXR(アービタックス;一般名:セツキシマブ)の継続的な成長と新製品ORENCIAR、BARACLUDER(バラクルード)、SPRYCEL?、IXEMPRA?の売上に加え、PLAVIXRの売上増を受けて、前年同期比65%増の25億ドルとなりました。

第4四半期の医薬品事業部の米国外売上高は、10%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期比16%増の19億ドルとなりました。REYATAZR、ABILIFYRと新製品ORENCIAR、BARACLUDER、SPRYCEL?の売上増は、PRAVACHOLR(プラバコール)とTAXOLR(タキソール)でジェネリック薬との競合が激化したことにより一部相殺されました。当社が報告した米国外売上高には、提携パートナーのサノフィ・アベンティス社により報告された、共同販促によるPLAVIXRとAVAPROR/AVALIDER(アバプロ/アバライド)の売上高は含まれていません。これらの製品は、2007年度第4四半期も成長を達成しました。

 

各製品の売上高


  • サノフィ・アベンティス社と当社の提携による抗血小板薬PLAVIXRの第4四半期の売上高は、4%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期の4億9,600万ドルから177%増の13億7,400万ドルとなりました。第4四半期のPLAVIXRの米国売上高は、前年同期の3億4,300万ドルから11億7,800万ドルに増加しました。前年同期の売上高との比較には、PLAVIXRのジェネリック薬との競合によるマイナス影響が反映されています。当社では、この影響を7億ドル~7億5,000万ドル程度と見積もっています。2007年度第4四半期の米国での推定総処方需要は、硫酸クロピドグレル(ブランド製品とジェネリック製品)については前年度期比で6%増加し、ブランド製品のPLAVIXRについては295%増加しました。
  • 同じくサノフィ・アベンティスとの提携に含まれる高血圧治療用のアンジオテンシンII受容体拮抗剤AVAPROR/AVALIDERの売上高は、5%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期の3億700万ドルから7%増の3億2,800万ドルとなりました。第4四半期の米国売上高は、前年同期の1億8,200万ドルから1%増の1億8,300万ドルとなりました。米国の推定総処方需要は、前年比で約5%減少しました。米国外売上高は、13%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期の1億2,500万ドルから16%増の1億4,500万ドルとなりました。
  • 統合失調症、急性躁病、双極障害の治療に使用される抗精神病薬ABILIFYRの総売上高は、3%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期の3億6,200万ドルから28%増の4億6,200万ドルとなりました。第4四半期の米国売上高は、需要の増加と平均販売価格の上昇を受け、前年同期の2億9,400万ドルから23%増の3億6,100万ドルとなりました。米国の推定総処方需要は、前年同期比で約11%伸長しました。第4四半期の米国外売上高は、ヨーロッパ市場での継続的な成長を受け、16%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期の6,800万ドルから49%増の1億100万ドルとなりました。ABILIFYRの総売上高は、大塚製薬と共同販促している諸国の純売上高に当社が占める65%のシェアを反映した提携売上高から構成されます。
  • ヒト免疫不全ウイルス(HIV)治療用プロテアーゼ阻害剤REYATAZRの第4四半期の売上高は、5%の為替変動のプラス効果を含めて、前年同期の2億5,500万ドルから31%増の3億3,400万ドルとなりました。第4四半期の米国売上高は、需要の増加を受け、前年同期の1億4,400万ドルから15%増の1億6,500万ドルとなりました。米国の推定総処方需要は、前年比で約12%伸長しました。第4四半期の米国外売上高は、中南米とヨーロッパでの需要拡大により、11%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期の1億1,100万ドルから52%増の1億6,900万ドルとなりました。
  • HIV治療用の非核酸系逆転写酵素阻害剤SUSTIVARフランチャイズの第4四半期の売上高は、5%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期の2億2,200万ドルから17%増の2億6,000万ドルとなりました。第4四半期の米国売上高は、ATRIPLA?の需要の増加を受け、前年同期の1億4,400万ドルから13%増の1億6,200万ドルとなりました。米国の推定総処方需要は、前年比で約15%伸長しました。第4四半期の米国外売上高は、13%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期の7,800万ドルから26%増の9,800万ドルとなりました。SUSTIVARフランチャイズの総売上高には、SUSTIVARの売上高に加え、ギリアド・サイエンシズ社との合弁会社を通じて米国とカナダで販売される配合剤ATRIPLA?に含有されるエファビレンツからの売上高も含まれます。
  • 慢性B型肝炎治療用の経口抗ウイルス剤BARACLUDERの第4四半期の売上高は、すべての市場で継続的な成長が達成された結果、13%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期の3,600万ドルから175%増の9,900万ドルとなりました。
  • 2006年に発売され、中等度から重度の関節リウマチの成人患者に適応を有する融合タンパクORENCIARの第4四半期の売上高は、3%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期の3,200万ドルから134%増の7,500万ドルとなりました。
  • 米国内でのみ販売されているERBITUXRの第4四半期の売上高は、頭頚部がんや結腸直腸がんへの使用が増加していることを受けて、前年同期の1億6,700万ドルから11%増の1億8,500万ドルとなりました。ERBITUXRは、イムクローン・システムズ社との販売・共同販促契約のもとで、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社が販売しています。
  • 第4四半期の多種類のチロシンキナーゼに対する経口阻害剤SPRYCEL?の売上高は、前年同期の1,400万ドルに対し、5,600万ドルとなりました。これは、2006年度第4四半期に米国外市場で同製品が発売され、米国で継続的な成長が達成されたことによるものです。
  • 転移性または局所進行性乳がん治療用の微小管阻害剤IXEMPRA?の第4四半期の売上高は、1,500万ドルとなりました。IXEMPRA?は、2007年10月に米国で発売されました。

 

ヘルスケア・グループ


第4四半期のヘルスケア・グループの連結売上高は、5%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期比9%増の10億ドルとなりました。2008年1月8日、当社はメディカル・イメージング事業を売却する手続きを完了しました。これは非継続事業として記載しています。

 

栄養食品事業部


  • 栄養食品事業の第4四半期の世界売上高は、4%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期の6億1,800万ドルから8%増の6億7,000万ドルとなりました。第4四半期の栄養食品事業の米国売上高は、女性・乳児・子供(WIC)プログラムに基づく契約の移行の関係で、7%減の2億7,500万ドルとなりました。栄養食品事業の第4四半期の米国外売上高は、乳児用ミルクの堅調な売上高とアジアや南米での広範囲にわたる伸長により、9%の為替変動のプラス効果を含め、22%増の3億9,500万ドルとなりました。

 

コンバテック


  • コンバテックの第4四半期の世界売上高は、7%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期の2億9,100万ドルから11%増の3億2,300万ドルとなりました。創傷被覆材の第4四半期の売上高は、AQUACELR(アクアセル)・フランチャイズの継続的な成長により、7%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期の1億2,300万ドルから11%増の1億3,600万ドルとなりました。

このプレス・リリースに関するお問合せ先:
〒163-1328
新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー
ブリストル・マイヤーズ株式会社
コーポレイト/ビジネス・コミュニケーションズ部門
電話:(03)5323-8314(部門代表)