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プレスリリース

官民投資で加速する再生医療等製品を基幹産業化へ―政策フォーラムを開催
― 日本をアジアの再生医療等製品の拠点とする成長戦略を議論―

Company Info

2026/05/20

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ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝間 英仁、以下「BMS」)と米国研究製薬工業協会(PhRMA)は共催で、2026年5月20日、都内にて、「官民投資により日本をアジアの再生医療等製品の拠点へ―革新的な再生医療等製品のエコシステム構築に向けた政策フォーラム」を開催しました。

近年、再生医療等製品は、革新的な治療選択肢としての医療的価値に加え、研究開発、製造、人材育成を通じた基幹産業としての可能性に注目が集まっています。本フォーラムには、国会議員、関係省庁(内閣府、経済産業省、厚生労働省)、アカデミア、業界団体、産業界、報道関係者など、再生医療等製品を取り巻く主要なステークホルダーが参画し、再生医療等製品を日本の成長戦略をけん引する領域として、官民投資による持続可能なエコシステム構築に向けて、極めて実用的な議論が交わされました。

内閣府および経済産業省からは、創薬・先端医療分野を成長ドライバーとする国家戦略や、国内製造基盤整備、人材育成、民間投資促進に向けた政策の方向性が紹介されました。また、製造受託企業(CDMO)および製薬企業の立場からは、日本をアジアにおける再生医療等製品の拠点として発展させる可能性や、その実現に向けた官民連携の重要性が共有されました。

最初に「再生医療を日本の成長戦略にどう位置付けるか」というテーマのもと、パネルディスカッションを実施。
内山 博之 内閣府健康・医療戦略推進事務局長より、日本の成長戦略における「創薬と先端医療」について語っていただきました。創薬・先端医療を成長戦略の重要な柱と位置づけ、今後の市場拡大や幅広い産業波及への期待、人材育成の必要性、そして将来的な経済影響について触れていただきました。
次に、廣瀬 大也 経済産業省商務情報政策局生物化学産業課長からは日本の成長戦略におけるバイオ・合成生物学に関して、「次世代の成長産業」と位置づけ、国内製造基盤の整備と人材育成支援を進めるとともに、官民一体の包括的支援パッケージの構築による産業の育成を強調。日本の製造力と早期承認制度などの独自の仕組みを組み合わせることで、再生医療産業を国内に定着させるビジョンを示していただきました。
続いて、ブリストル・マイヤーズ スクイブ 代表取締役社長 勝間 英仁は、日本における再生医療等製品の産業化について、つぎのように述べました。
「再生医療等製品は、患者さんに革新的な治療を届けると同時に、日本の産業競争力にも貢献し得る分野です。BMSではCAR T製品の開発、提供を超え、ニコン・セル・イノベーションとの協働による国内製造への投資を通じ、グローバル企業と国内企業が連携することで実現した、日本の成長戦略に向けたイノベーションの架け橋となるアジア初のモデルを実現しました。再生医療等製品の持続的な発展には、予見性と一貫性のある制度設計の下で、官民が同じ方向性を共有して取り組むことが不可欠であると、あらためて認識を深める有意義な機会となりました。」

また、株式会社ニコン・セル・イノベーション 代表取締役 中山 稔之社長は、日本を細胞療法のアジアの拠点にすることについて言及しました。「ニコン・セル・イノベーションの強みである製造技術と品質管理能力を活かし、アジアにおける製造・供給ハブを目指す」と語り、日本における再生医療等製品の産業化への継続的な投資を続け、細胞療法のハブとする考えを語っていただきました。
最後に、とかしき なおみ 衆議院議員からは、再生医療分野で日本がアジアの中心となる可能性に期待を示すとともに、産業育成への意思を明確に示すことの重要性を強調いただきました。

続いて、「投資を推進する制度とは」をパネルディスカッションのテーマに、議論を行いました。
米国製薬研究工業協会(PhRMA) 川端 裕之 日本副代表は、再生医療製品を含む新薬の生産に必要な制度および政策について薬価制度をテーマに言及。再生医療等製品は革新的な価値を持つ一方、オーダーメイド型という特性から従来の医薬品とは異なるコスト構造を持つとし、イノベーションの価値を適切に評価できる薬価制度と予見可能な政策設計の必要性を訴えました。また、廣瀬 大也 経済産業省商務情報政策局生物化学産業課長からは、日々研究が進む再生医療を継続的に支援していく姿勢を示していただくとともに、再生医療が日本の成長戦略の「核」となることへの期待を寄せていただきました。
内山 博之 内閣府健康・医療戦略推進事務局長からは、資金・人材・データの三つの観点から課題と方向性を示していただきました。資金面ではスタートアップへのシード投資支援や、イノベーションを適切に評価する薬価制度の整備を挙げ、人材面では研究開発・治験・製造にとどまらず資金調達を含むエコシステム全体を担える多様な人材の育成と流動化の必要性を指摘、データ活用面ではオーダーメイド医療を支える医療データとAIの利活用推進を課題として示していただきました。
最後に、とかしき なおみ 衆議院議員は、現行の薬価制度は大量生産によるコスト低減を前提にしているが、CAR T細胞療法のような再生医療はオーダーメイド製造である以上、従来の薬価では対応が難しいことを指摘。従来の薬そのものに対してのコストと効果を評価する考え方に対して、患者の人生全体を見据えた治療効果という視点から価値を問い直すことの重要性を強調いただきました。
また、『日本を再生医療等製品のアジアの拠点にする』ための国内外及び官民連携の戦略的投資(架け橋モデル)を新たなイノベーションの成功事例にすることの重要性について言及いただきました。

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パネルディスカッション後の質疑応答の時間には、リアルタイムアンケートを実施しました。
「『日本を再生医療等製品のアジアの拠点にする』ための国内外及び官民連携の戦略的投資(架け橋モデル)が重要であると感じるか?」という質問に対して85%が「極めて重要である。」と回答。また、「日本にそうした投資を呼び込む上で現在の政策や制度の仕組みは、日本への投資を呼び込む上で課題になっていると感じるか?」という質問に対しては、55%以上が「極めて課題があると感じる。」と回答するなど今回のフォーラムを通して、議論されてきた国内外及び官民連携の戦略的投資への期待感の強さと制度面の課題が改めて浮き彫りになる結果となりました。

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参考資料:
再生医療等製品の産業化を加速する官民投資と政策の役割― 成長戦略の実現に向けて

開催日

5月20日(水)

主催・共催

米国研究製薬工業協会(PhRMA)・ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社

テーマ

「官民投資により日本をアジアの再生医療等製品の拠点へ」

参加者

政策関係者(議員・関係省庁職員・審議会委員)、有識者(アカデミア、シンクタンク)、当事者団体、産業界関係者、メディア約70名

登壇者・プログラム

開会挨拶 赤澤 亮正 経済産業大臣(ビデオメッセージ)・仁木 博文 厚生労働大臣

【パネルディスカッション】
第一部:再生医療等製品の産業化を加速する官民投資と政策の役割― 成長戦略の実現に向けて
第二部:投資を促進する制度とは ―薬価・政策・産業基盤の再設計―

モデレーター:中村 洋 慶應義塾大学大学院 経営管理研究科 教授
パネリスト:
内山 博之 内閣府健康・医療戦略推進事務局長
廣瀬 大也 経済産業省商務情報政策局生物化学産業課長
とかしき なおみ 衆議院議員
中山 稔之 株式会社ニコン・セル・イノベーション 代表取締役社長
勝間 英仁 ブリストル・マイヤーズスクイブ株式会社 代表取締役社長
川端 裕之 米国製薬研究工業協会(PhRMA)日本副代表

閉会挨拶 勝間 英仁 ブリストル・マイヤーズスクイブ株式会社 代表取締役社長

後援

一般社団法人新時代戦略研究所
⼀般社団法⼈再⽣医療イノベーションフォーラム(FIRM)

 

ブリストル マイヤーズ スクイブについて


ブリストル マイヤーズ スクイブは、深刻な病気を抱える患者さんを助けるための革新的な医薬品を開発し、提供することを使命とするグローバルなバイオファーマ製薬企業です。詳細については、BMS.comLinkedInTwitterYouTubeFacebookおよびInstagramをご覧ください。