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プレスリリース

米国食品医薬品局 (FDA) が深部静脈血栓症 (DVT) および肺塞栓症 (PE) の治療、ならびに治療後のDVTおよびPEの再発抑制を適応としてエリキュース® (一般名:アピキサバン) を承認

2014/09/02

  • AMPLIFY試験にて、エリキュース®は、主要有効性評価項目である症候性静脈血栓塞栓症(VTE)の再発またはVTE関連死について、エノキサパリン/ワルファリンに対して非劣性を示した
  • AMPLIFY試験にて、エリキュース®は、主要安全性評価項目である大出血について、エノキサパリン/ワルファリンに対して優越性を示した

英文タイトル:
U.S. FDA Approves Eliquis® (apixaban) for the Treatment of Deep Vein Thrombosis (DVT) and Pulmonary Embolism (PE), and for the Reduction in the Risk of Recurrent DVT and PE Following Initial Therapy

  • Eliquis® demonstrated noninferiority in the primary efficacy endpoint of recurrent symptomatic venous thromboembolism (VTE) or VTE-related death versus enoxaparin/warfarin in the AMPLIFY trial
  • Eliquis® demonstrated superiority in the primary safety endpoint of major bleeding versus enoxaparin/warfarin in the AMPLIFY trial

※当資料は、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社とファイザー社が2014年8月21日 (米国現地時間) に発表したプレスリリースを日本語に翻訳再編集し、皆さまのご参考に供するものです。内容につきましては原本である英文が優先します。詳細はオリジナル英文をご参照ください。

http://www.bms.com/news/press_releases/pages/default.aspx<米国本社のウェブサイト(英語)>
http://www.pfizer.com/news/

【注意】日本において、エリキュース®錠 (一般名:アピキサバン) は、「非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制」を効能・効果として承認されています。(詳しくは、製品の添付文書を参照ください)

(ニュージャージー州プリンストンおよびニューヨーク州ニューヨーク、2014年8月21日) - ブリストル・マイヤーズ スクイブ社 (本社:アメリカ・ニューヨーク/CEO:ランベルト・アンドレオッティ) とファイザー社 (NYSE:PFE) は本日、米国食品医薬品局 (FDA) が深部静脈血栓症 (DVT) および肺塞栓症 (PE) の治療、ならびに治療後のDVTおよびPEの再発抑制を適応として、エリキュース®の適応追加申請 (sNDA) を承認したことを発表しました。DVTとPEは、合わせて静脈血栓塞栓症 (VTE) と呼ばれます。毎年、約90万人の米国人がDVTおよびPEに罹患していると推定されています。。

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社のスペシャリティ医薬品開発責任者のダグラス・マニオン (Douglas Manion, M.D.) は、「このたびエリキュース®がDVTおよびPEの効果的な治療法として使用できるようになったことを嬉しく思います。エリキュース®は、定期的な凝固検査が不要な経口薬であり、投与開始時に抗凝固薬の非経口投与やブリッジングを行う必要がありません」と述べています」。

ファイザー社のシニア・バイスプレジデント兼グローバルイノベーティブ医薬品事業部門医薬品開発グループ責任者のスティーブ・ロマノ (Steve Romano) は、次のように述べています。「DVTは、PEにつながるおそれがあり、重大な症状を引き起こします。PEは、直ちに医学的治療が必要な疾患です。VTEになると、約33%の患者さんが10年以内に再発するリスクにさらされます。ブリストル・マイヤーズ スクイブ社とファイザー社は、患者さんと医師に重要な治療法を提供するために提携して取り組んでいます。」。

エリキュース®米国添付文書の黒枠警告欄には、エリキュース®を早期に中止した患者において血栓症イベントのリスクが上昇すること、およびエリキュース®を使用し、硬膜外麻酔または脊髄穿刺を施行している患者において、長期的あるいは永続的麻痺を引き起こす硬膜外または脊髄血腫のリスクが上昇することが記載されています。また、エリキュース®は、出血リスクを高め、重篤な (場合によっては致死的な) 出血を引き起こす可能性があります。詳細については、本プレスリリース (オリジナル英文) に含まれる黒枠警告欄全文と、重要な安全性情報 (抜粋) をご覧ください。

DVTおよびPEの治療、ならびに治療後のDVTおよびPEの再発抑制を適応とするエリキュース®のFDA承認は、世界的なAMPLIFY試験およびAMPLIFY-EXT試験のデータに基づいています。

ランダム化二重盲検試験であるAMPLIFY試験は、DVTおよびPEの治療に対するエリキュース®の有効性と安全性を明らかにすることを目的として実施され、症候性DVTおよびPEが確認された患者が参加しました。エリキュース®群が2,609例に対して、エノキサパリンを5日以上投与し、並行してワルファリン (国際標準比 (INR) 2.0~3.0) を6カ月間経口投与する標準療法群が2,635例でした。

AMPLIFY試験において、エリキュース®10mgを1日2回1週間投与した後、5mgを1日2回6カ月間投与する群では、主要有効性評価項目である症候性VTEの再発またはVTE関連死について、DVTおよびPEの標準療法群と同様であることが明らかになりました (2.3% vs. 2.7%、相対リスク0.84、95%信頼区間[CI]:0.60 - 1.18、非劣性に関してP<0.0001)。

エリキュース®は、主要安全性評価項目である大出血に関し、標準療法に対して優越性を示しました (0.6% vs. 1.8%、相対リスク0.31、95% CI:0.17 - 0.55、優越性に関してP<0.0001)。大出血は、以下の1つ以上を伴う臨床的に明らかな出血と定義されました。2g/dL以上のヘモグロビンレベルの低下、2単位以上の濃厚赤血球の輸血、以下の1カ所以上の重要部位における出血:頭蓋内、髄腔内、眼球内、心膜内、関節内、コンパートメント症候群を伴う筋肉内、後腹膜、または致死的な出血。

AMPLIFY試験の副次的安全性評価項目に関し、臨床的に重要な非大出血 (CRNM) の発現頻度は、エリキュース®群の方が標準療法群よりも低くなりました (3.9% vs. 8.0%)。CRNMとは、大出血の定義を満たさないが、医療介入、医師の診察、試験薬を中止、または日常生活上の不快・支障を来すような出血と定義されました。

AMPLIFY試験における出血を原因とする投与中止は、エリキュース®群で0.7%、標準療法群で1.7%でした。

 

深部静脈血栓症 (DVT) と肺塞栓症 (PE) について


DVTとは、静脈 (通常は下肢、大腿部、または骨盤) で血栓が形成され、血流を部分的または完全に閉塞することを指します。PEとは、血栓によって肺の1つ以上の血管が閉塞することを指します。DVTは、痛み・腫れ・赤みなど複数の症状を引き起こし、さらに重要な点として、突然死のリスクがあるPEへ進行するおそれがあります。

 

エリキュース®について


エリキュース® (一般名:アピキサバン) は、選択的第Xa因子阻害剤の経口薬です。エリキュース®は、主要な血液凝固タンパク質である第Xa因子を阻害することにより、トロンビンの生成と血栓の形成を抑制します。エリキュース®は、7件の第III相臨床試験の結果を含む有効性および安全性データに基づき、米国で複数の適応症が承認されています。

 

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社とファイザー社の提携:


2007年、ファイザー社とブリストル・マイヤーズ スクイブ社は、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社によって発見された経口抗凝固剤であるエリキュース®の開発および販売に関し、世界的な提携契約を締結しました。この世界的提携によって、長年にわたるブリストル・マイヤーズ スクイブ社の心血管疾患治療薬の開発および販売の実績と、この領域におけるファイザー社のグローバルな規模および専門知識を結集することになります。両社ではエリキュース®の医薬品適正使用の推進に向けた医薬品情報提供活動に取り組んでまいります。

 

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社について


ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は、重篤な疾患を持つ患者を治療するための革新的な医薬品を発見、開発し、提供することを使命とする世界的なバイオファーマ企業です。詳細については、www.bms.com<米国本社のウェブサイト(英語)>またはツイッター(http://twitter.com/bmsnews)をご覧ください。

 

ファイザーについて:より健康な世界の実現のために®


ファイザーはサイエンスとグローバルなリソースを活用し、皆様が健康で長生きし、生活を大きく改善するための治療薬をお届けしています。私たちは、ヘルスケア製品の探索・開発・製造におけるクオリティ・安全性・価値の基準設定をリードしていくことを目指しています。当社のグローバルなポートフォリオには、医薬品とワクチンに加え、世界的に著名なコンシューマー・ヘルスケア製品が含まれています。ファイザーの社員は先進国および新興市場で、今、この時代に最も恐れられている疾患の予防・治療・治癒に役立つ製品を通じて健康に貢献しています。卓越した革新的医薬品企業の責務として、優れた医薬品を誰もが容易に入手できるように、ファイザーは世界中の医療従事者、政府、地域社会と協力しています。ファイザーは私たちに信頼を寄せてくださる皆様のため、150年以上にわたり前進を続けてきました。詳細は当社のウエブサイト(www.pfizer.com)をご覧ください。