プレスリリース
2022年第4四半期および通年の業績を発表
Company Info
2023/02/16
ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社
※本資料は米国時間10月25日に米国で配信されたプレスリリースの翻訳版です。本資料に記載されている医薬品情報(本邦未承認情報を含む)は、ブリストル マイヤーズ スクイブに関連する最新情報をステークホルダーの皆様にお知らせするものであり、医薬品のプロモーションや宣伝広告を目的とするものではありません。
- 第4四半期の売上高は114億ドル、通年の売上高は462億ドル
- 第4四半期のインライン製品および新製品ポートフォリオの売上高は7%増(為替変動の影響調整後は12%増)の90億ドル
- 通年のインライン製品および新製品ポートフォリオの売上高は9%増(為替変動の影響調整後は13%増)の354億ドル
- 第4四半期のGAAPベースの1株当たり利益は0.95ドル、非GAAPベースの1株当たり利益は1.82ドル。GAAPベースおよび非GAAPベースの1株当たり利益には、取得したIPRD(仕掛研究開発費)とライセンス収入による-0.01ドルの純影響が含まれる
- 通年のGAAPベースの1株当たり利益は2.95ドル、非GAAPベースの1株当たり利益は7.70ドル。GAAPベースおよび非GAAPベースの1株当たり利益には、取得したIPRDとライセンス収入による-0.24ドルの純影響が含まれる
- 売上高と利益の継続的な成長を反映し、2023年のGAAPベースおよび非GAAPベースの財務見通しを提供
ブリストル マイヤーズ スクイブ(NYSE:BMY)は本日、2022年第4四半期および通年の業績を発表しました。確固たる販売活動とパイプラインの継続的な進展に牽引され、インライン製品および新製品ポートフォリオの堅調な成長を達成しました。
ブリストル マイヤーズ スクイブ取締役会会長兼CEOのジョバンニ・カフォリオ(M.D.)は次のように述べています。「2022年は当社にとって成長の一年でした。重要な臨床・薬事マイルストーンを達成し、製品ポートフォリオの拡充とパイプラインの進展を実現しました。特に、患者さんの重大なアンメットメディカルニーズを満たす3つのファースト・イン・クラスの薬剤を上市したことを誇らしく思います。私たちは財務健全性や優秀な人材、実証された実行能力を生かして、引き続きパイプラインを前進させ、将来のイノベーションに投資していきます。当社は比較的若い多様なポートフォリオや開発中期・後期段階にある有望な登録申請用アセット、初期段階のパイプラインを確保し、長期的成長を支えるさまざまなイノベーションの波に向けて最適なポジションにあると確信しています。」
第4四半期 |
||||
単位:100万ドル(EPSを除く) |
|
|
|
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2022 |
2021 |
前年同期比 |
前年同期比 |
|
総売上高 |
$11,406 |
$11,985 |
(5)% |
(1)% |
EPS:1株当たり利益(損失)(GAAPベース*) |
0.95 |
1.07 |
(11)% |
該当なし |
EPS:1株当たり利益(損失)(非GAAPベース*) |
1.82 |
1.84 |
(1)% |
該当なし |
* GAAPベースおよび非GAAPベースの1株当たり利益には、取得したIPRDとライセンス収入による2022年および2021年の第4四半期の1株当たり-0.01ドルの影響が含まれる。
** 「非GAAP(一般会計原則)に基づく財務情報の使用」を参照
通年 |
||||
単位:100万ドル(EPSを除く) |
|
|
|
|
2022 |
2021 |
前年同期比 |
前年同期比 |
|
総売上高 |
$46,159 |
$46,385 |
— |
3% |
EPS:1株当たり利益(損失)(GAAPベース*) |
2.95 |
3.12 |
(5)% |
該当なし |
EPS:1株当たり利益(損失)(非GAAPベース*) |
7.70 |
7.16 |
8% |
該当なし |
* GAAPベースおよび非GAAPベースの1株当たり利益には、取得したIPRDとライセンス収入による2022年通年の1株当たり-0.24ドル、2021年通年の1株当たり-0.40ドルの影響が含まれる。
** 「非GAAP(一般会計原則)に基づく財務情報の使用」を参照
第4四半期の業績
別途記載がない限り、すべての比較は2021年同期比です。
- ブリストル マイヤーズ スクイブの2022年第4四半期の売上高は、最近の排他権喪失(LOE)製品(主にレブラミド)と為替変動の影響がインライン製品(主にオプジーボ)と新製品ポートフォリオ(主にOpdualag、アベクマ)によって部分的に相殺され、前年同期比5%減の114億ドルとなりました。為替変動の影響調整後は同1%減となりました。インライン製品および新製品ポートフォリオは、前年同期比7%増(為替変動の影響調整後は同12%増)の90億ドルとなりました。
- 米国における第4四半期の売上高は、前年同期比5%増の79億ドルとなりました。米国外の第4四半期の売上高は、同22%減の35億ドルとなりました。為替変動の影響調整後は、主にジェネリック医薬品の浸食によるレブラミドの需要縮小がインライン製品(主にオプジーボ)と新製品ポートフォリオによって部分的に相殺され、同13%減となりました。
- 第4四半期の売上総利益は、主に製品構成比の変化と製造コスト上昇の影響を受けて、80.3%から77.3%に、非GAAPベースでは80.3%から77.9%に減少しました。
- 第4四半期のGAAPベースおよび非GAAPベースのマーケティング、販売、一般管理費は、主に為替変動の影響を受けて、4%減の23億ドルとなりました。
- 第4四半期のGAAPベースおよび非GAAPベースの研究開発費は、前年同期並みの25億ドルとなりました。
- 第4四半期に取得したIPRDは、2021年の8,900万ドルから2022年の5,200万ドルに減少しました。
- 取得した無形固定資産の第4四半期の償却費は、アブラキサンの排他権喪失により、3%減の23億ドルとなりました。
- 第4四半期の法人税の優遇は、税引前利益が19億ドルの中、主に法人税引当金の取り崩しにより、約1億6,600万ドルとなりました。第4四半期の非GAAPベースの実効税率は、主に法人税引当金の取り崩しが管轄区の利益構成比によって部分的に相殺されたことにより、15.1%から10.9%に低下しました。
- 第4四半期のブリストル マイヤーズ スクイブに帰属する純利益は、前年同期の24億ドル(1株当たり1.07ドル)に対し、20億ドル(同0.95ドル)でした。上記の項目に加え、この純利益には両四半期における株式投資の公正価値の調整の影響が含まれています。
- 第4四半期のブリストル マイヤーズ スクイブに帰属する非GAAPベースの純利益は、前年同期の41億ドル(1株当たり1.84ドル)に対し、39億ドル(同1.82ドル)でした。
- 上記の項目に加え、2022年の1株当たり利益の結果には、加重平均発行済株式数が減少した影響が含まれています。
第4四半期の製品売上高ハイライト
単位:100万ドル |
||||
製品 |
2022年12月31日 |
2021年12月31日 |
2021年12月31日 |
2021年12月31日 |
インライン製品 |
||||
$2,688 |
$2,671 |
1% |
6% |
|
$2,216 |
$1,988 |
11% |
16% |
|
$877 |
$854 |
3% |
6% |
|
$913 |
$864 |
6% |
9% |
|
$578 |
$555 |
4% |
8% |
|
$568 |
$545 |
4% |
9% |
|
$71 |
$81 |
(12)% |
(7)% |
|
成熟製品およびその他の製品* |
$411 |
$441 |
(7)% |
(2)% |
インライン製品の売上高合計 |
$8,322 |
$7,999 |
4% |
9% |
新製品ポートフォリオ |
||||
$199 |
$151 |
32% |
34% |
|
$125 |
$69 |
81% |
87% |
|
$104 |
— |
該当なし |
該当なし |
|
$79 |
$48 |
65% |
69% |
|
$55 |
$40 |
38% |
48% |
|
$37 |
$25 |
48% |
52% |
|
$23 |
$20 |
15% |
15% |
|
$16 |
— |
該当なし |
該当なし |
|
$7 |
— |
該当なし |
該当なし |
|
新製品ポートフォリオの売上高合計 |
$645 |
$353 |
83% |
87% |
インライン製品と新製品ポートフォリオの売上高合計 |
$8,967 |
$8,352 |
7% |
12% |
最近の主な排他権喪失(LOE)製品 |
||||
$2,260 |
$3,328 |
(32)% |
(31)% |
|
$179 |
$305 |
(41)% |
(39)% |
|
最近のLOE製品の売上高合計 |
$2,439 |
$3,633 |
(33)% |
(32)% |
総売上高 |
$11,406 |
$11,985 |
(5)% |
(1)% |
* 対面販売(OTC)製品、ロイヤリティ収入、その他の成熟製品を含む
** 「非GAAP(一般会計原則)に基づく財務情報の使用」を参照
第4四半期の売上高ハイライト
インライン製品
第4四半期のインライン製品の売上高は、前年同期の80億ドルに対し、4%増(為替変動の影響調整後は9%増)の83億ドルとなりました。インライン製品の売上高は、主に以下の要因に牽引されました。
- エリキュースの売上高が前年同期比1%増(為替変動の影響調整後は6%増)。米国の売上高は、主に需要の増加と総売上高から純売上高への有利な調整を受けて、前年同期の15億ドルに対し、15%増の17億ドルとなりました。米国外の売上高は、為替変動の影響と平均販売価格の下落を受けて、前年同期の12億ドルに対し、17%減の9億7,000万ドルとなりました。為替変動の影響調整後は、エリキュースの米国外の売上高は同6%減となりました。
- オプジーボの売上高が前年同期比11%増(為替変動の影響調整後は16%増)。米国の売上高は、転移およびアジュバント段階の新たな適応に対する需要の増加がさまざまな腫瘍にわたるセカンドラインの適格性低下と競合の激化によって部分的に相殺されたことを受けて、前年同期の11億ドルに対し、13%増の13億ドルとなりました。米国外の売上高は、新たな適応と中心的な適応による需要の増加および出荷時期が為替変動の影響によって部分的に相殺されたことを受けて、前年同期の8億6,800万ドルに対し、10%増の9億5,100万ドルとなりました。為替変動の影響調整後は、オプジーボの米国外の売上高は同20%増となりました。
新製品ポートフォリオ
- 新製品ポートフォリオの売上高は、Opdualagの上市と、アベクマおよびReblozylに関連した需要の増加を受けて、前年同期の3億5,300万ドルに対し、83%増の6億4,500万ドルとなりました。為替変動の影響を除くと、新製品ポートフォリオの売上高は87%増となりました。
最近の主な排他権喪失(LOE)製品
- レブラミドの売上高は、ジェネリック医薬品の浸食による需要の減少を受けて、前年同期比32%減となりました。
第4四半期の製品とパイプラインの最新情報
血液疾患領域
区分 |
アセット |
マイルストーン |
薬事関連 |
Reblozyl®*(一般名:luspatercept) |
欧州医薬品審査庁(EMA)の医薬品委員会(CHMP)は、非輸血依存性(NTD)ベータサラセミアの成人患者の貧血治療薬として、Reblozylの承認を勧告しました。Reblozylは、2021年11月にメルク社がAcceleron Pharma社を買収したことを受けて、メルク社とのグローバルな提携を通じて開発・商品化が進められています。 |
Breyanzi®(一般名:リソカブタゲン マラルユーセル) |
日本の厚生労働省は、自家造血幹細胞移植への適応の有無にかかわらず、再発性または難治性の大細胞型B細胞リンパ腫の成人患者の二次治療として、ブレヤンジを承認しました。この承認は、自家造血幹細胞移植適応患者を対象とした国際共同第III相試験(JCAR017-BCM-003試験)、自家造血幹細胞移植非適応患者を対象とした海外第II相試験(017006試験)、国際共同第II相臨床試験(JCAR017-BCM-001試験)コホート2を含む、一次治療後の再発または難治性のアグレッシブB細胞非ホジキンリンパ腫患者を対象とした臨床試験の成績にもとづいています。 |
|
臨床・研究 |
ブレヤンジ* |
再発または難治性の慢性リンパ球性白血病または小リンパ球性リンパ腫の成人患者を対象にブレヤンジを評価した非盲検単群多施設共同第I/II相試験であるTRANSCEND CLL 004試験の第II相部分から得られた肯定的なトップライン結果により、ヒストリカルコントロールと比較して完全奏効率が改善し、主要評価項目が達成されたことが明らかになりました。本試験では、ブレヤンジの新たな安全性シグナルは認められませんでした。 |
Reblozyl |
第III相COMMANDS試験では、赤血球輸血が必要な超低リスク、低リスク、中リスクの骨髄異形成症候群の成人患者の一次治療において、赤血球輸血非依存性に関して統計的有意かつ臨床的に意義のある改善とともにヘモグロビン増加が認められ、主要評価項目が達成されました。新たな安全性シグナルは報告されませんでした。 |
|
パイプライン |
多発性骨髄腫ポートフォリオ |
当社は12月、第64回米国血液学会(ASH)年次総会・展示会において、多発性骨髄腫ポートフォリオに関する新たなデータを発表しました。
|
alnuctamab |
|
|
GPRC5D CAR T (BMS-986393/ CC-95266) |
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|
mezigdomide |
|
|
iberdomide |
|
免疫疾患領域
区分 |
アセット |
マイルストーン |
薬事関連 |
SotyktuTM(一般名:デュークラバシチニブ) |
EMAのCHMPは、中等症から重症の尋常性乾癬の成人患者の治療薬として、ソーティクツの承認を勧告しました。CHMPの勧告は今後、欧州連合(EU)で医薬品を承認する権限を持つ欧州委員会(EC)によって審査されます。 |
臨床・研究 |
Zeposia®(一般名:オザニモド) |
再発性多発性硬化症におけるZeposiaを評価する進行中の第III相DAYBREAK非盲検延長(OLE)試験の新たな後ろ向き解析により、Zeposiaの投与を受けた参加者の92%以上がCOVID-19ワクチンの接種後、血清反応を示しました。進行中の第III相DAYBREAK OLE試験の中間解析により、参加者の68%が治療後最長74カ月間にわたり、無再発であることが明らかになりました。第III相SUNBEAM試験、RADIANCE試験、およびDAYBREAK OLE試験の事後解析により、インターフェロンβ-1aよりもZeposiaの投与を受けた患者の方が脳体積減少の年間変化率が低い患者が多いことが明らかになりました。 |
*2023年1月発表。
通年の業績
別途記載がない限り、すべての比較は2021年同期比です。
- ブリストル マイヤーズ スクイブの2022年通年の売上高は、インライン製品(主にエリキュースとオプジーボ)と新製品ポートフォリオ(Opdualag、アベクマ、Reblozyl)が最近の排他権喪失(LOE)製品(主にレブラミド)と為替変動の影響によって相殺され、前年同期並みの462億ドルとなりました。為替変動の影響調整後は、同3%増となりました。インライン製品および新製品ポートフォリオは、前年同期比9%増(為替変動の影響調整後は同13%増)の354億ドルとなりました。
- 米国における通年の売上高は、前年同期比9%増の318億ドルとなりました。米国外の通年の売上高は、同17%減の143億ドルとなりました。為替変動の影響調整後は、主にジェネリック医薬品の浸食によるレブラミドの需要縮小がインライン製品(主にオプジーボ)と新製品ポートフォリオによって部分的に相殺され、同8%減となりました。
- 通年の売上総利益は、主に製品構成比の変化と製造コスト上昇が為替変動によって部分的に相殺され、78.6%から78.0%に、非GAAPベースでは79.9%から78.8%に減少しました。
- 通年のGAAPベースのマーケティング、販売、一般管理費は、2%増の78億ドルとなりました。通年の非GAAPベースのマーケティング、販売、一般管理費は、1%増の77億ドルとなりました。
- 通年のGAAPベースの研究開発費は、主に2021年のIPRDの減損費用のため、7%減の95億ドルとなりました。非GAAPベースの研究開発費は、2%減の92億ドルとなりました。
- 通年に取得したIPRDは、12億ドルから8億1,500万ドルに減少しました。2022年に取得したIPRDは、主にmavacamtenに関連した将来のロイヤリティ支払い義務の買取およびDragonfly社とのライセンス契約に関連した前払い費用とマイルストーン費用に関連しています。2021年に取得したIPRDは、主にエーザイ社との提携契約およびAgenus社とのライセンス契約に関連しています。
- 取得した無形固定資産の通年の償却費は、主に想定されるポマリストの特許期間が2026年第1四半期までに変わり、アブラキサンの排他権が喪失したことにより、4%減の96億ドルとなりました。
- 通年のGAAPベースの実効税率は、主に特定の無形固定資産の内部振替に関連した2021年の10億ドルの法人税の優遇が法人税引当金の取り崩しと管轄区の利益構成比によって部分的に相殺されたことにより、13.4%から17.7%に上昇しました。通年の非GAAPベースの実効税率は、主に法人税引当金の取り崩しが管轄区の利益構成比によって部分的に相殺されたことにより、16.0%から15.3%に低下しました。
- 通年のブリストル マイヤーズ スクイブに帰属する純利益は、前年同期の70億ドル(1株当たり3.12ドル)に対し、63億ドル(同2.95ドル)でした。上記の項目に加え、この純利益には、両期間における株式投資の公正価値と2021年における不確定価額受領権(CVR)の調整が含まれています。
- 通年のブリストル マイヤーズ スクイブに帰属する非GAAPベースの純利益は、前年同期の161億ドル(1株当たり7.16ドル)に対し、165億ドル(同7.70ドル)でした。上記の項目に加え、2022年の1株当たり利益の結果には、加重平均発行済株式数が減少した影響が含まれています。
2022年第1四半期より、資産の取得や第三者の知的財産権のライセンス契約に関連し、前払い金や条件付きマイルストーンペイメントから生じる多額の研究開発費やその他の収入は、非GAAPの業績から除外されなくなります。従来、特定項目とされていた研究開発費は、取得したIPRDとして損益計算書の新項目に記載されます。GAAPベースおよび非GAAPベースの1株当たり利益には、取得したIPRDとライセンス収入による両年の第4四半期の1株当たり-0.01ドルの影響が含まれます。GAAPベースおよび非GAAPベースの1株当たり利益には、取得したIPRDとライセンス収入による2022年通年の1株当たり-0.24ドル、2021年通年の1株当たり-0.40ドルの影響が含まれます。比較のため、2021年第4四半期の非GAAP財務指標は、この変更を反映するよう更新されています。非GAAP財務指標についての説明は、「非GAAP財務情報の使用」セクションに記載しています。
通年の製品売上高ハイライト
単位:100万ドル |
||||
製品 |
2022年12月31日 |
2021年12月31日 |
2021年12月31日 |
2021年12月31日 |
インライン製品 |
||||
$11,789 |
$10,762 |
10% |
14% |
|
$8,249 |
$7,523 |
10% |
14% |
|
$3,497 |
$3,332 |
5% |
8% |
|
$3,464 |
$3,306 |
5% |
8% |
|
$2,165 |
$2,117 |
2% |
6% |
|
$2,131 |
$2,026 |
5% |
10% |
|
$296 |
$334 |
(11)% |
(7)% |
|
成熟製品およびその他の製品* |
$1,749 |
$1,900 |
(8)% |
(5)% |
インライン製品の売上高合計 |
$33,340 |
$31,300 |
7% |
11% |
新製品ポートフォリオ |
||||
$717 |
$551 |
30% |
32% |
|
$388 |
$164 |
** |
** |
|
$252 |
— |
該当なし |
該当なし |
|
$250 |
$134 |
87% |
93% |
|
$182 |
$87 |
** |
** |
|
$124 |
$73 |
70% |
74% |
|
$85 |
$74 |
15% |
16% |
|
$24 |
— |
該当なし |
該当なし |
|
$8 |
— |
該当なし |
該当なし |
|
新製品ポートフォリオの売上高合計 |
$2,030 |
$1,083 |
87% |
92% |
インライン製品と新製品ポートフォリオの売上高合計 |
$35,370 |
$32,383 |
9% |
13% |
最近の主な排他権喪失(LOE)製品 |
||||
$9,978 |
$12,821 |
(22)% |
(21)% |
|
$811 |
$1,181 |
(31)% |
(30)% |
|
最近のLOE製品の売上高合計 |
$10,789 |
$14,002 |
(23)% |
(22)% |
総売上高 |
$46,159 |
$46,385 |
— |
3% |
* 対面販売(OTC)製品、ロイヤリティ収入、その他の成熟製品を含む
** +100%以上
*** 「非GAAP(一般会計原則)に基づく財務情報の使用」を参照
通年の売上高ハイライト
インライン製品
通年のインライン製品の売上高は、前年同期の313億ドルに対し、7%増(為替変動の影響調整後は11%増)の333億ドルとなりました。インライン製品の売上高は、主に以下の要因に牽引されました。
- エリキュースの売上高が前年同期比10%増(為替変動の影響調整後は14%増)。米国の売上高は、主に総売上高から純売上高への有利な調整と需要の増加を受けて、前年同期の65億ドルに対し、21%増の78億ドルとなりました。米国外の売上高は、主に為替変動の影響と平均販売価格の下落を受けて、前年同期の43億ドルに対し、7%減の40億ドルとなりました。為替変動の影響調整後は、エリキュースの米国外の売上高は同4%増となりました。
- オプジーボの売上高が前年同期比10%増(為替変動の影響調整後は14%増)。米国の売上高は、転移およびアジュバント段階の新たな適応に対する需要の増加がさまざまな腫瘍にわたるセカンドラインの適格性低下と競合の激化によって部分的に相殺されたことを受けて、前年同期の42億ドルに対し、15%増の48億ドルとなりました。米国外の売上高は、新たな適応と中心的な適応による需要の増加が為替変動の影響によって部分的に相殺されたことを受けて、前年同期の33億ドルに対し、3%増の34億ドルとなりました。為替変動の影響調整後は、オプジーボの米国外の売上高は同14%増となりました。
新製品ポートフォリオ
- 新製品ポートフォリオの売上高は、Opdualagの発売と、アベクマおよびReblozylに関連した需要の増加を受けて、前年同期の11億ドルに対し、87%増の20億ドルとなりました。為替変動の影響を除くと、新製品ポートフォリオの売上高は92%増となりました。
最近の主な排他権喪失(LOE)製品
- レブラミドの売上高は、ジェネリック医薬品の浸食による需要の減少を受けて、前年同期比22%減となりました。
環境、社会、ガバナンス(ESG)
当社は、トップクラスのバイオファーマ製薬企業として、革新的な医薬品の創薬、開発、提供以外の責任も担うことを理解しています。当社の進化する環境、社会、ガバナンス(ESG)戦略は、包括的かつ世界的なサステナビリティの取り組みの伝統に基づいています。当社の優先事項と目標については、最新のESG報告書をご覧ください。
財務見通し
ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は、2023年度のGAAPベースのEPS見通しを4.03ドル~4.33ドル、非GAAPベースのEPS見通しを7.95ドル~8.25ドルと設定します。2023年のGAAPおよび非GAAP勘定項目の見通しの主な前提条件は、以下の通りです。
- 総売上高が報告ベースで約2%増加、為替変動の影響を排除すると約2%増加
- レブラミドの売上高が約65億ドル
- 売上総利益がGAAPベースおよび非GAAPベースの両方で約77%
- 営業費用1がGAAPベースで1桁台半ばの割合で減少、非GAAPベースで1桁台前半の割合で減少
- 実効税率がGAAPベースで22%程度、非GAAPベースで17%程度
1 マーケティング、販売、一般管理費と研究開発費を指す(取得したIPRDと取得無形固定資産の償却を除く)
2023年の財務見通しには、潜在的な将来の戦略的買収や売却、特定および算定されていない項目、あるいは将来的に取得するIPRDの影響は含まれていません。第三者の知的財産権の資産買収またはライセンス契約に関連する多額の研究開発費、前払い金、または条件付きマイルストーンペイメントによるその他の収入の影響を将来的に算定する範囲において、当社Webサイト(www.bms.com)の「Investors」セクションで、この情報を随時更新しています。GAAPベースの見通しと非GAAPベースの見通しでは、現在の為替レートを前提としています。2023年の非GAAPベースのEPS見通しについては、「非GAAPに基づく財務情報の使用」で説明しています。この財務見通しは、本プレスリリースに記載されている全ての将来予測等に関する記述に当てはまるリスクと不確実性の影響を受けます。
ブリストル マイヤーズ スクイブについて
ブリストル マイヤーズ スクイブは、深刻な病気を抱える患者さんを助けるための革新的な医薬品を開発し、提供することを使命とするグローバルなバイオファーマ製薬企業です。詳細は、BMS.com、LinkedIn、Twitter、YouTube、FacebookおよびInstagramをご覧ください。
非GAAP(一般会計原則)に基づく財務情報の使用
当社は、財務結果と見通しについて説明する際に、米国の一般会計原則(GAAP)に従わない財務指標を参照します。非GAAPの財務指標は、経営陣が調整後項目や為替変動の影響を含む財務結果と含まない財務結果の両方を評価したため、本プレスリリースで提供するGAAPに従って算出した財務指標の補足情報として提供するものであり、また、ここで提示する非GAAPの財務指標は、基準となる業績を示し、経営陣、アナリスト、投資家による基本的な財務業績と傾向の総合的な理解を補足、促進し、現在、過去、未来の比較を容易にするものと考えています。また、非GAAPの売上総利益(売上高に占める割合として特定項目を除いた売上総利益)、非GAAPの営業利益(売上高に占める割合としてマーケティング、販売、一般管理費と研究開発費を引き、特定項目を除いた売上総利益)、非GAAPの営業費用(特定項目を除いたマーケティング、販売、一般管理費、研究開発費)、非GAAPのマーケティング、販売、一般管理費(特定項目を除いたマーケティング、販売、一般管理費)、非GAAPの研究開発費(特定項目を除いた研究開発費)は、投資家にとって関連性が高いため有用です。なぜならこれらのデータでは、投資家が、当社経営陣が用いたのと同じ方法で業績を捉えることができ、投資家、アナリスト、同業者が当社の業績を業界他社や前年の結果と比較しやすくなるからです。
本業績リリースおよび添付の表では、特定の売上高と費用、および為替変動の影響を除外した(Ex-Fx)非GAAPの指標も示しています。前期の平均為替レートを用いて当期の現地通貨による財務結果を換算し、調整した金額を当期の結果と比較することで、変動の影響を含めています。為替変動の影響を除外した(Ex-Fx)財務指標は、GAAPの業績から為替変動の影響を排除したものであるため、GAAPに従った会計報告ではありません。
非GAAPの利益や関連する1株当たり利益情報などの非GAAPの財務指標は、量と質の両面を検討した後で一定のコスト、経費、損益、その他個別に評価された特定項目を除外するために調整され、一般的な特徴として、変動が大きい、予測が難しい、特殊な性質を持つ、特定期間の結果に重要である、または過去や将来的な業績を示さない、といった要素を1つ以上備えています。これらの項目は、非GAAPの利益および関連する1株当たり利益情報から除外されます。なぜなら当社は、これらの項目が当社の通常の事業活動に関連しておらず、基本的な業績を反映していないと考えるからです。現在の売上高の大部分を生み出し、無形固定資産が十分に償却されるまで繰り返される製品の権利を含む取得した無形固定資産の償却、在庫の購入価格の調整の巻き戻し、買収・統合費用、再編成費用、有形・無形固定資産の加速償却および減損、売却損益、買収に関連した株式報奨による株式報酬、年金、法律またはその他契約に基づく和解費用、株式投資および不確定価額受領権の公正価値の調整(投資事業有限責任組合方式の投資に帰属する公正価値の調整を含む)、2019年の株式交換においてセルジーン社から取得した負債の公正価値の調整の償却などは、過去に同様の費用または利益が認識されており、今後また起こると考えられます。また、これらの項目に起因する繰延および当期法人税も、全体的な税金費用、控除可能性、管轄区域の税率など、個別の影響を考慮し、調整されています。
2022年第1四半期より、第三者の知的財産権の資産買収またはライセンス契約に関連する多額の研究開発費、前払い金、または条件付きマイルストーンペイメントによるその他の収入は、非GAAP財務指標から除外されないことになります。当社は、証券取引委員会の見解および同委員会との協議に従い、非GAAP財務指標の記載内容を変更しています。比較のため、前期の非GAAP財務指標は、この変更を反映するよう更新されています。
非GAAPの財務指標は、GAAPに従って算出されるものではないため、本情報は、GAAPに従って作成されたプレスリリースで提供される関連の財務指標に優先するものと見なしてはならず、また、それらの財務指標と分離して、あるいはこれに代わるものとして検討されることを意図したものではありません。また、手法や調整する項目が異なる可能性があるため、同様の見出しを付けて他社から発表される方法と同等または比較可能なものでもありません。投資家は、当社の財務諸表や当局に提出済みの報告書を総合的にレビューし、個別の財務指標のみを信頼しないようにしてください。
非GAAP財務指標から最も比較可能なGAAP指標への調整は、添付の財務諸表に記載されており、当社Webサイト(www.bms.com)からも入手できます。添付の財務諸表内の特定の行および列は、四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。割合や1株当たり利益の金額は、基本的な金額から計算しています。
また、将来を予測した非GAAPの売上総利益、非GAAPの営業費用、および非GAAPの税率の調整は、そのような調整に必要な指標を予測、算定することがそもそも困難であり、そのような指標と比較可能なGAAP指標を合理的に利用または信頼できないため、提供されません。つまり、在庫の購入価格の調整の巻き戻し、有形・無形固定資産の加速償却および減損、買収に関連した株式報奨による株式報酬、今後12カ月以降の為替レート変動の影響を確実に予測することはできません。さらに、当社は、このような調整が、投資家の混乱を招く可能性のある一定の精度や確度を意味すると考えています。特定項目の変動は、当社の将来的なGAAPの結果に重大かつ予測不可能な影響を及ぼす可能性があります。
将来予測等に関する記述の注意事項
本業績リリースおよび関連の添付文書(ならびに本リリースおよび添付文書に含まれる情報に関する口頭の説明)は、ブリストル マイヤーズ スクイブの事業開発戦略や資本配分戦略を含む2023年の財務見通し・計画・戦略、予想されるパイプラインの進展、将来的な市場での位置付けに関する期待事項について、1933年証券法第27A条(その改正を含む)および1934年証券取引法第21E条(その改正を含む)の趣旨の範疇に含まれる一定の「将来予測」に関する記述を含んでいます。当該記述は、「推定」、「可能」、「予想」、「期待」、「予測」、「目標」、「可能性」、「指針」、「提案」、「予定」、「計画」、「見込み」、「意志」および同様の意味および表現の単語または用語を使い、将来の営業または財務業績に関連し表記しているという事実により識別することができますが、必ずしもすべての将来予測等に関する記述にこれらの用語が含まれているとは限りません。過去の事実にあたらないすべての記述は、将来予測に関する記述であるか、またはそのように見なされます。将来予測に関するいかなる記述も保証されるものではなく、当社が財務見通しや長期目標を達成する、今後の臨床試験が今回のリリースに記載するデータを裏付ける、製品候補が臨床面・製造面の必要な規制当局の承認を受ける、パイプライン製品が商業的に確実に成功する、臨床面・製造面の必要な規制当局の承認を現在予測されている期限内に申請または取得する、あるいは契約上のマイルストーンが達成されるという保証はできません。
将来予測に関する記述は、今後の財務業績、目標、計画、および目的に関する現在の予想や見積もりに基づくものであり、今後数年間にそれらの内容の遅延、転換または変更を来す内的・外的要因を含め、予測することが難しく、当社がコントロールできる範囲を超え、今後の財務業績、目標、計画、目的が記述で明示または黙示された内容と大きく異なる結果となる可能性がある固有のリスク、仮定、不確実性を伴います。このようなリスクや不確実性には、特に、市場アクセス、医薬品の価格統制、割引による価格圧力の高まり、薬剤の使用を管理し、費用を抑制するための民間および政府の保険支払者による市場措置、特定製品の特許権を保持する能力、価格が低下し、払い戻し率が低下し、保険支払者が払い戻す対象が減少するような規制の変更、340B薬価設定プログラムに基づく変更、製品候補に対する規制当局の承認を取得および維持する能力、特許権を取得・保護し、特許その他の知的財産権を行使する能力、製品の投入および商品化における困難・遅延、業界の競合の激化、製品の製造、流通、販売上の問題、遅延、および混乱、戦略的買収やライセンス契約などの有益な取引を特定する能力、協力・買収・売却・提携などのポートフォリオ活動を完了できないこと、または完了が遅延すること、またそのような取引や活動から期待される利益を達成できないこと、特許訴訟において不利な決定や解決に至り、他の訴訟および/または規制上の措置や捜査の対象となるリスク、米国内外の医療制度改革と法令・規制措置の影響、低価格のジェネリック製品の市場浸透率の向上、当社のサプライヤー、ベンダー、外部委託パートナー、提携パートナー、その他の第三者による契約・規則・その他の義務の不履行、製品の偽造品や無登録品あるいは窃盗品による影響、当社製品の市場受容性を低下させ、売上高の減少につながる製品ラベル変更その他の措置、当社製品や同じクラスのその他製品の安全性や有効性に関する懸念、当社の情報システムや製品に対するサイバー攻撃および企業秘密その他の機密データの不正な開示のリスク、財務・戦略・営業に関わる計画を実施する能力、数種類の主要製品への依存、今後のロイヤリティの減少、主要な人材を獲得・維持する能力、多額の債務の影響、ロシア連邦とウクライナの紛争の結果を含む国際経済の政情不安・金融不安およびソブリン・リスク、金利や為替レートの変動、信用リスクと外国為替リスクの管理、ソーシャルメディアプラットフォームの使用に関連したリスク、特定の訴訟に関し、条例によって専属的裁判地が規定されていることが、そのような訴訟に有利な裁判地を得る株主の能力に及ぼす影響、新規または改定の会計基準の発行、新型コロナウイルスの流行が当社の事業に及ぼす影響を含め、感染症の大流行に関連するリスクが含まれます。
本業績リリースの将来予測等に関する記述は、当社の事業と市場に影響を与える多くのリスクと不確定要素、特に当社の2021年12月31日に終了した事業年度通期報告書(Form 10-K)、その後の四半期報告書(Form 10-Q)および当期報告書(Form 8-K)による更新、および証券取引委員会に提出したその他の書類に注意事項およびリスク要因として記されているリスクと不確定要素と共に評価されるべきです。本文書に記載された将来予測等に関する記述は、本文書の発表日時点での予測であり、該当する法律で特段の定めのない限り、当社は、新たな知見、今後の出来事、状況の変化等によるか否かを問わず、一切の将来予測等に関する記述について、公に更新または修正する義務を負うものではありません。