「患者さんに新しい薬を一日でも早く届けたい」――その想いを胸に、2024年にBMSへ入社。臨床開発部門で治験のモニタリング業務に携わり、日々さまざまな立場の人々と連携しながら、新薬開発の最前線で活躍しています。
新薬を待つ人々のために――現場に寄り添う臨床開発モニターの想い
S.S. 臨床開発部門 クリニカルトライアル モニタリング部
がんで親族を亡くした経験が、製薬業界への道を拓いた
中学生の頃、親族をがんで亡くしたことがきっかけで、「なぜよく知られた病気なのに特効薬がないのか」と疑問を抱き、製薬業界に強い関心を持つようになりました。大学・大学院では薬理学や腫瘍免疫の研究に取り組み、研究で得た知見を社会に役立てたいと考え、BMSへの入社を決意しました。
「がん領域に強みを持つ会社であること、インターンシップで感じた温かい雰囲気や丁寧な対応が決め手でした。学生一人ひとりを大切にしてくれる印象がありました。」
医療現場に近い立場で、治験を支える
臨床開発モニターは、治験が適切かつ安全に実施されているかを確認し、患者さんの安全性を守る重要な役割を担います。医療機関に足を運び、患者さんの記録を一つひとつ確認する日々。社内外の関係者と密にコミュニケーションを取りながら、治験の円滑な進行を支えています。
「人と話すことが好きなので、さまざまな立場の方々と関わり、ハブとしての役割を果たせることにやりがいを感じます。」
患者さんの協力に感謝し、信頼関係を大切に
治験に参加してくださる患者さんがいるからこそ、新しい薬を届けることができる――その責任と感謝の気持ちを日々実感しています。一方で、治験参加には厳しい基準があり、すべての患者さんが参加できるわけではありません。だからこそ、医師や治験コーディネーター(CRC)との信頼関係を築き、丁寧なコミュニケーションを心がけています。
「相手が何を必要としているかを察知し、自分にできることを逆算して考える。その対応の速さが信頼につながると感じています。」
入社して感じたのは、BMSには変化を恐れず挑戦する企業文化が根付いていること。社員一人ひとりの挑戦を支える環境があり、役職に関係なく意見を言いやすい雰囲気があります。上司や先輩からのフィードバックもフラットで温かく、入社前後で印象が変わることはありませんでした。
「新薬候補が豊富にあり、社員がそれぞれの強みを活かして治療薬の創出に貢献できる場所です。」
※所属部署・役職など、記事内に記載の内容は取材時点の情報です。